2025年６月１日（日）、横浜市金沢区の海の公園で「金沢八景ー東京湾アマモ場再生会議」主催の第２回アマモ移植会が実施されました。当社は、本活動を通じてＳＤＧｓの目標の一つである「海の豊かさを守る」ことに貢献しています。

アマモは、小魚の棲み処になるだけでなく、海をきれいにし、光合成により酸素を生成するなど海の生物のみならず私たち人類にとっても大切な植物です。

主催者によると、これまでアマモの繁殖に力を入れていましたが、温暖化の影響で東京湾にも本州南方で生息する魚が棲みつき、アマモを食べてしまうため藻場が少なくなりつつあり、「海の公園」のアマモもほとんどが死滅してしまったとのことでした。このため、今年は千葉県の富津沖で採取したアマモを移植することになりました。

移植会には、約100人もの参加者が集まり大イベントとなりました。移植を始める前には、初参加の人にも分かりやすいようアマモの生態や繁殖の現状、また移植場周辺の海の危険生物について説明がありました。海の水温はやや低かったものの、すがすがしい快晴の天気のもとでの楽しいアマモ移植会となりました。